なぜフィルター掃除で吸引力が復活するのか
「最近、なんだか吸いが悪くなったな」
そう感じたら、まず疑ってほしいのがフィルターの目詰まりです。実は吸引力低下のトラブル、そのほとんどがフィルター掃除で解決します。モーターは元気でも、空気の通り道が塞がっていればゴミを吸い込めるわけがありません。
シャークのハンディクリーナーは高性能なぶん、細かいホコリまで捕まえてしまうので、フィルターは想像以上に汚れています。掃除のサインを見逃さず、定期的なメンテナンスを習慣にしましょう。
まず知っておきたい。シャークのフィルターは2種類ある
シャークハンディクリーナーのフィルターは、大きく分けて2つ。機種によって枚数や位置が少し違いますが、基本構造は同じです。
プレモーターフィルター
モーターの手前にあるフィルターで、多くの機種はスポンジ(フォーム)とフェルトの2層構造になっています。ここで細かいゴミをキャッチするので、いちばん汚れやすい部分です。
ポストモーターフィルター
モーターの後方にある排気用のフィルター。機種によってはHEPAフィルターが採用されていて、空気をきれいにしてから部屋に戻す役割があります。
お使いのモデルによってフィルターの位置は多少異なりますが、ダストカップの周辺を探せば必ず見つかります。取扱説明書をなくしてしまった方も、慌てずに本体をよく見てみてください。
フィルター掃除の適切な頻度はどれくらいか
公式が推奨する掃除頻度は以下のとおりです。
- プレモーターフィルター:月に1回
- ポストモーターフィルター:9〜12ヶ月に1回
とはいえ、これはあくまで目安。ペットを飼っているご家庭や、毎日掃除機をかける方はもっと早いペースで汚れます。吸引力の低下を感じたら、時期に関係なくチェックしてみてください。
絶対に守ってほしい3つのルール
フィルター掃除でやりがちな失敗を防ぐために、最初にこれだけは覚えておいてください。
1. 洗剤は使わない
食器用洗剤も石鹸もダメです。フィルターの繊維を痛めてしまい、性能が落ちる原因になります。使っていいのは水だけ。
2. 24時間以上かけて完全に乾かす
ちょっと湿った状態で本体に戻すと、その水分がモーター内部に吸い込まれて故障のリスクがあります。必ず自然乾燥で完全に乾かしてください。ドライヤーや乾燥機も厳禁です。
3. 白く変色しても気にしない
使い続けるうちにフィルターが白っぽく変色することがありますが、洗っても落ちません。これは素材の変化であって性能には問題ないので、そのまま使い続けて大丈夫です。
実際のフィルター掃除手順を詳しく解説
お使いの機種によって取り出し方が少し異なるので、代表的な2パターンを紹介します。
ダストカップを取り外すタイプ(IZ201シリーズ、IZ483Hなど)
まずダストカップ取り外しボタンを押して、ダストカップ部分を本体から外しましょう。後部にプレモーターフィルターが見えるはずです。フォームフィルターとフェルトフィルターを順番に引き抜いてください。
ポストモーターフィルターは本体側についています。背面や側面にあるフィルターカバーを外して取り出します。
ダストカップと一体になっているタイプ(HV290シリーズ、HH202など)
本体上部のラッチを持ち上げるとフィルター室が開きます。またはダストカップ後部にあるフィルターアクセスボタンを押して、フィルターハウジングごと引き出してください。
どちらのタイプも洗い方は同じ
ゴミ箱の上で軽く叩いて表面のホコリを落としたら、あとは水で流すだけ。水が透明になるまですすぎましょう。汚れがひどいときは、ためた水の中でやさしく揺すってください。強く揉んだり絞ったりすると形が崩れるので注意です。
すすぎ終わったら軽く水気を切って、風通しの良い場所で24時間以上乾かします。触ってみて完全に乾いているのを確認してから本体に戻してください。
吸引力が戻らないときにチェックすべき3つの場所
フィルターをきれいにしたのに吸引力がイマイチ。そんなときは次のポイントを確認してみましょう。
ダストカップのゴミがMAXラインを超えていないか
当たり前のようで意外と見落としがち。MAXラインぎりぎりまで溜めると、フィルターまでゴミが到達しやすくなります。こまめに空にする習慣をつけましょう。
吸気口やパイプ内部の詰まり
ペットの毛や髪の毛が固まって、見えないところで詰まっていることがあります。延長パイプを使っている方は、一度外して中をのぞいてみてください。
フロアノズルのブラシロール
カーペットなどで使うフロアノズルは、ブラシに糸や毛がびっしり絡まっていることがあります。これも吸引力低下の大きな原因です。ハサミや付属のクリーニングツールで取り除きましょう。
フィルターの寿命と交換時期の目安
フィルターは洗えば半永久的に使えるわけではありません。公式の交換目安は、プレモーターフィルターが約2年半、ポストモーターフィルターが約3年です。
交換サインとしては、洗っても取れないニオイがついたり、フィルターに破れやひび割れが見られるようになったら寿命と考えてください。交換用フィルターはシャーク 交換フィルターで探すと、お使いの機種に対応した純正品が見つかります。
まとめ:定期的なフィルター掃除でシャークハンディクリーナーを長く快適に使おう
シャークハンディクリーナーのフィルター掃除は、決して難しい作業ではありません。月に一度、水で洗ってしっかり乾かすだけ。たったこれだけで吸引力は見違えるほど復活します。
ちょっとした手間を惜しまなければ、バッテリーがヘタるまで快適な吸引力をキープできます。掃除機の調子が悪いなと思ったら、ぜひ今日からフィルターをチェックしてみてください。
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